ペインティングオイルとルソルバンの違い
ルソルバン(左)とペンチングオイル(右:画像はいずれも500ml瓶)の原料上の違いは、乾性油にポピーオイル(ルソルバンで配合)を使用しているか、リンシードオイル(ペインティングオイルで配合)を使用しているかの違い。当然のことながら作品にもその影響が現れる。ポピーオイルは色焼けしにくい性質があるので、淡い色を使ったり、画面の黄変を好まない場合にはルソルバンが好都合。それに対してリンシードオイルはオイル自体がもともと少し黄味がかっているので、ペインティングオイルは画面の堅牢さや丈夫さを求めたい時に使用するのが好都合といえる。 ただし、これらオイルの使い分けは頭で考えるのではなく、実際に両方のオイルを様々に使用してみて、自分の画風に合った使用法や配合のやり方を経験によって身体で覚えてゆく必要がある。使用する画材やメーカー、その他制作を行っている時や作品や画材を保存している時の部屋の状態など、様々な条件で画材が作品に与える影 また、「高級(スペシャル)」と名がつくかどうかは、使用されている樹脂が合成樹脂か天然樹脂かによって変わってくる。こちらも実際に使用してみて、どちらが自分の画風に適しているかを見極める必要があるだろう。
text, image & arrange:NT
|
|||||||