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美術大学と美術系専門学校の違いを教えてください。

近年、美大受験予備校に来る生徒の中に、最初から専門学校への進学を希望する生徒が年々増えてきています。

私自身は専門学校の存在意義やその学習内容の有効性を否定するつもりは全くありません。しかし、社会の中で、あるいは美術業界の中での専門学校というのがどのような位置付けになるのかというのは、きちんと把握した上で専門学校を目指すべきだと思っています。

以下に、私が10年間以上も美術大学受験予備校で過ごしてきた中での美術大学と美術系専門学校の違いについての違いを説明します。美術の世界を目指している受験生の方は、ぜひ参考にしていただければ、と思います。




大学へ行くことの大きなメリット

大学の長所は、社会に出てからの社会的認知度が大きいことです。美術業界は本当の実力主義とはいえず、まだまだ学歴社会から抜けきってはいない状態であり、行く大学によっては下手をすると差別的な扱いを受けてしまうこともあるという、残念な実情です。

社会に出てから大学が原因で悔しい思いをしにくいのは、芸大、武蔵美、多摩美くらいではないでしょうか。特にファインアート系(油絵、日本画など)は学歴意識が根強く、たとえば「○○会の展覧会には基本的に芸大出身者しか展示させない」などという前時代的な感覚が根強く残っていたりするという話を聞くことすらあります。

もしどこかの予備校のパンフレットがあったら、所属講師の大学名を掲載したページを見てみて下さい。専門学校の先生が一人でもいるでしょうか?いないはずです。

美大予備校は、生徒を集めるためにも、基本的には有名大学卒業の先生しか雇わないのです(例:え、芸大の先生がこんなにたくさんいるんだ。すごーい。ちょっと行ってみようかな、というわけです)。たとえば、仮に私が今以上に高い英語の能力を持っていたとしても、大学を卒業していなかったら、今の仕事(美術大学受験予備校の英語講師)という職業はできなかったでしょう。

こう考えると、大学卒業という肩書きは、本来は人間性や実力とは何の関係がないもののはずですが、社会の中で生きていく上でかなり役立つものであるといえます。




大学へ行くことのデメリット

大学の短所は、お金がかかることです。私大では年間200万円はあたりまえなのだから。また、お金がかかる割に中途退学をしたり、遊んでしまったりという意識の低い学生もけっこう多くいます。

親にお金を出してもらっている分、甘えてしまっているのかもしれないのですが、そういう意識の低い人たちに流されないようにしっかりとした自分自身の意志を持って大学生活を送れるかどうかで、自分自身の将来もかなり変わってくるといえます。

また、不合格、つまり浪人する可能性が常につきまとっている、というのも、大学受験のデメリット(というより、リスク)だといえます。




専門学校の長所と短所

専門学校の長所は、すぐにでも役立つ専門技術を学べるところでしょうか。もちろん、どの専門学校に行くかによって変わってはきますが。ただし、これはそのまま短所にも結びつきます。

どの業界でも、地位の高い人間は基本的に「現場の仕事(技術の必要な仕事)」をするのではなく、「考える仕事(頭脳労働)」をする傾向にあります。

いわゆる美術業界の花形はほとんどの場合頭脳労働なのですが、そのような立場は、ほとんどの場合大学卒の人たちに割り当てられてしまうようです。

専門学校の短所は、社会的な認知度が低いことです。上記で書いたこととも重なりますが、専門学校卒業生は社会に出たときに、たとえ同じ技量を持っていても、大学卒の人より下に扱われてしまうことも多いといえます(責任者の立場につけないとか、同じ年齢でも地位が低くなってしまう=給料が低くなってしまうとか)。

そういう人たちが美術業界の中でのし上がっていくには、大学卒業の人が持っている以上の圧倒的な実力がないと、なかなか難しいといえるでしょう。美術自体は実力の世界といえるのかもしれないのですが、美術業界(社会)は、まだまだ学歴社会なのです。残念なことに。

総合的に見ると、専門学校はかなり不利に見えます。もし浪人が許されるのなら、現役生で専門学校に行くよりも、浪人して芸大、武蔵美、多摩美(東京の場合)あたりを目指した方が明らかに有利なのは事実です。

浪人すると年間百万円程度はかかってしまいますが、そのことによって将来が開ける可能性が高くなるのなら、決して高い金額ではないはずです。入りやすいからといって安易に専門学校を目指すより、高望みでも良いから高いレベルの大学を目指した方が、間違いなく実力がつくということも、まぎれもない事実だともいえます。




専門学校に行くなら

ただし、これは専門学校には存在価値がない、ということを意味するものではありません。

専門学校には、有名美術大学を卒業されると自動的に付加されるはずの肩書きやネームバリューという価値が、ほとんど無いというだけなのです。本来そのようなものは、自分の作る作品の良さとは、なんら関係ないはずです。

どのような場所で学習したとしても、大学卒というネームバリュー以上の実力とセンスを持ち、不断の努力によって運をつかんでいくことさえできれば、肩書きなどは無関係になってきます。例えば......世界的に活躍する映画監督である北野武は、有名美大を卒業しているわけではありません。

でも、映画監督になるまでの苦労は、並み大抵のものではなかったはずですし、現在は芸大大学院の教授の地位まで手に入れている。それから、日本古来の伝統を守り続ける、職人さんたち。圧倒的に高い技術を持つ人が沢山いるわけですが、彼らは別に有名美術大学を卒業してはいないはずです。

でも、彼らの作り出す作品は素晴らしい魅力に溢れ、ファッション感覚や名声や自尊心を満足させるために下らない作品を作り続けている美大出身のあぶくのようなアーティストなど足下にも及ばないレベルに達しています(作品も、その精神性も)。




アートをやるのも、生き方のひとつ

人の生き方は、様々です。社会の中で地位や名誉を得ようと思っているのなら、大学を卒業することはかなり有利な条件を手に入れることになるでしょう。

しかし、地位や名誉などなくても、素晴らしい作品を作り続ける人たちがいることも、事実なのです。大学を選ぶか専門学校を選ぶかは、自分がこれからどういう生き方をするかを深く考えてから、判断してほしいと思います。

確かに世間一般では大学卒業というのはネームバリューにつながるのですが、そんなものが関係ない世界で生きていこうとする人には、そのような下らない肩書きなど、道ばたのゴミほどの価値もないかもしれないのです。

美術業界を目指す人たちには、もっと自分自身で将来を考え、美術業界についても勉強することをお勧めします。どんな業界も矛盾に満ちているものです。

その矛盾を理解した上で進んでいくのと、中に入ってしまってからやっと気付いて、場合によっては後悔してしまうのとでは、生き方に大きな差がついてくると思うのです。






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