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デジタル感覚の弱点

インターネットやコンピューターの世界は、基本的に「付け加えていく」世界である。核となる情報に関連する情報がどんどん付け加わり、信じられないほど膨大なものに膨らんでいく可能性を秘めていると共に、膨らんでいけば膨らんでゆくほどひとつひとつの情報の価値が下がり、本当に必要な情報にたどり着く可能性が減っていくというジレンマを抱えている。

個人的には、これは明らかにコンピューターのマイナス面だと思っている。たとえば、「ブログ」形式は Google のような検索エンジンで引っかかりやすい作りになっていて、昨今では検索エンジンで検索をかけると、上位の方にブログが表示されることがかなり多い。

しかし、これはあくまでも個人的な感想だが、検索で情報を調べようと思ったときにはブログに記載されている情報が役に立った試しはほとんどない。ただし、気に入ったブログのリンクやトラックバックをたどって定期的に読み進んでいけば、ブログを通じて継続的に有用な情報が手に入ることはあるが。

ブログは誰でもが簡単に作れる構造(これは明らかにメリットである)になっている分、大したことない情報を手軽に流すことができてしまうというマイナス面も持ち合わせているわけだ。ブログが大流行して以降、正直言って、魅力のないコンテンツ(=ウェブサイト、ブログ)の割合がネット上にかなり増えたように思える。

デジタルコンテンツは「膨らみやすく、価値が薄くなりやすい」特性があるので、私自身は時々自分の管理するウェブサイトのコンテンツを見直し、だらしなくなった部分を引き締めてゆく作業を意識的に行うように心がけている。最近では WEB 2.0 という言葉が実態のよくわからないままにもてはやされているが、少なくともそこに当てはまる一部のものはやはり、今までと全く変わらないデジタル感覚の欠点と限界を持ち合わせているように思える。

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