[ 多摩美の学科 ]
| 2001年度以降の多摩美術大学で出題された学科試験(国語、英語、小論文)の概要を掲載。各実技科の小論文の問題も、こちらのカテゴリーに掲載してあります。なお、数学に関しては管理人の専門外のため、情報の掲載をしておりません。
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[ 多摩美の学科 ]
多摩美術大学では、本試験(センター試験を利用した入試を除いたもの)の学科試験:国語で、例年必ず小論文が出題されています。90分の試験時感の中で2問の現代文を読み、その他に400字前後の小論文を書く必要があります。文章は「表現」のひとつとして扱われるため、小論文の内容で一般論を書いてしまわないように気をつける必要があります。どの科を受験するにせよ、文章表現能力が、多摩美術大学に入学する際に大きく関わってくるということは、常に念頭において受験対策をしてゆく必要があります。
2006年度 一般入試学科 小論文
- 「私のこだわり」という題で文章を書きなさい。400字。
- 「時間」という題で文章を書きなさい。400字。

2005年度 一般入試学科 小論文
- 「もしも□□□が壊れたら」という書き出しで文章を書きなさい。400字。□□□の部分は自分で自由に考える。
- 「もしも□□□が乗り物だったら」という書き出しで文章を書きなさい。400字。□□□の部分は自分で自由に考える。
2004年度 一般入試学科 小論文
- 「赤」と「青」のうち、より美しいと考える方の色をどちらか一つ選び、その理由を書きなさい。400字。
- 「○」と「△」の形のうち、より完全だと考える方をどちらか一つ選び、その理由を書きなさい。400字。
2003年度 一般入試学科 小論文
- 「嘘」というテーマで文章を書きなさい。400字。
- 「恥」というテーマで文章を書きなさい。400字。
2002年度 一般入試学科 小論文
- 「子どもについて」というテーマで文章を書きなさい。600字。
- 「私の居場所」というテーマで文章を書きなさい。600字。
2001年度 一般入試学科 小論文
- 「流行語」というテーマで文章を書きなさい。600字。
- 「オリジナリティ」というテーマで文章を書きなさい。600字。
内容:(1)「イメージ」/(2)「日光東照宮/桂離宮」など
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多摩美術大学の学科試験は大学側で作成した問題を解答する「本試験」と、大学入試センターの作成したセンター試験を利用する「センター利用入試」との2つのパターンに分かれています。このページではその中の「本試験」の国語についての解説を行っています。センター試験の内容については、東京芸術大学の国語のページをご覧ください。
多摩美術大学の国語の試験で特徴的なのは、やはり小論文です(「多摩美の小論文 一般入試」の項目を参照ください)。現代文の内容自体はさほど難しいレベルではないので、実際には小論文との時間配分をきちんと考慮しながら90分という時間を使いこなしてゆくことができるかどうかが、入試本番の最大の課題となってきます。
出題形式別 国語 出題傾向
- 読解問題:文学的な文章が多く出題される。象徴的な文章も多い。しっかりと落ち着いて読み、文章の雰囲気に溶け込むこと。自分の感性で考えずに、筆者の感性を理解しようとすること。
- 記述問題:読解問題1問ごとに1題程度しか出題されない。抜出し問題。武蔵美の形式と同じように、言い換えを探すこともある。文章自体が短く探す範囲が狭いので、落ち着いて探すこと。
- 語彙問題:それほどレベルの高い問題が出題されるわけではない。選択肢をよく見比べて消去法を使えばすぐに答えが出る。普段から文章を読み慣れ、語彙力をつけておくこと。
- 漢字問題:高校3年生までに習う「常用漢字」を覚えていれば問題はない。書取の問題と読みの問題がそれぞれ出題される。読みの問題は「カタカナで書け」と指定されることが多いので注意。
- 小論文問題:100点満点中、半分近くの配点がなされる。対策は絶対必要。多摩美術大学一般入試国語の最大の特徴といえる問題。詳細は「多摩美の小論文 一般入試」の項目を参照。
*お知らせ
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アート作品を図版で鑑賞しながら論じてゆくタイプの小論文と一般入試と同じようにキーワードから発想しての小論文が2種類出題されていたが、2007年度入試から講義理解+小論文の形式に試験内容を変更している(→ 参考:多摩美術大学 小論文のアドバイス)
○2006年度
小論文 1時間30分
問題1
日本文化の特質について、400字以内で自由に論じる。
問題2
李兎煥(リ・ウファン)の〈点から〉(一九七八年)と同じ画家による同時期のエッセイが提示される。絵画と文章は次元の異なるものであることを十分に考慮しつつ、これらを手掛かりにしながら、「始まり」というテーマで自由に800字以内の小論文を書く。
○2005年度
小論文 1時間30分
問題1
「外来語」について、400字以内で自由に論じる。
問題2
日光東照宮と京都桂離宮の両者を見比べて感じたこと考えたことを、800字以内の文章にまとめる。
○2004年度
小論文 1時間30分
問題1
「イメージ」とは何かを、400字以内で自由に語る。
問題2
平賀源内「西洋婦人図」にいろいろな観点から考察を加え、800字以内の文章にまとめる。
○2003年度
小論文 1時間30分
画家・横尾忠則が2000年から2002年にかけて制作した《暗夜光路》シリーズのうちの1点(カンヴァスに油彩、ジェッソ、コラージュ)が提示される。作品は未完のようにも見えるが、その後二度の個展で公開されていることからして、ある意味では完結していると考えられる。図版を見て、いろいろな観点から考察を加え、1,200字以内の文章にまとめる。
○2002年度
小論文 1時間30分
問題1
瀧口修造「私の画帖から」(大阪・北画廊)個展パンフレット1961年8月の文章を読み、その主旨を踏まえながら、思うところを400字から600字で述べる。
問題2
封筒の中に長さ1メートルの紐が入っている。紐を手にとって眺めながら、そこから引き起こされる考えを、400字から600字で自由に述べる。
○2001年度
小論文 1時間30分
各自にフロッピーディスクが配付され、「20世紀の歴史」が記録されていることを想定し、自分の考えるところを1200字以内で自由に述べる。
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