エースアートアカデミーの教室にある、デザイン・感覚テストや小論文などの発想のインスピレーションを与えてくれる蔵書を紹介します。
『New Business Card Graphics〈2〉最新 世界の名刺グラフィックス (pop&casual)』は、世界各国のデザイン性の高い名刺850点をオールカラーで紹介している、ハードカバー書籍です。
850点の名刺は、以下の4つのカテゴリーに分けて紹介されています。
A. Minimal & Formal(オーソドックスで洗練されたデザイン)
B. Hyper & Leading Edge(写真や最新の書体を使用したデザイン)
C. Simple & Chic(上品でエレガントなデザイン)
D. Pop & Casual(派手で楽しいデザイン)
名刺というものは、たった1枚の小さな紙切れを相手に渡すことにより、自分自身をしっかりと記憶に残してもらうためのものです。ですから、インパクト・視認性が非常に重要になってきます。
その一方で、会社名や個人名、連絡先などの必要不可欠な情報も伝える、という機能も持っているのが、名刺です。
「インパクト・視認性」と、「必要不可欠な情報の伝達」。これは、自分自身のセンスや個性を短時間の実技試験という形式で発揮していかなければならない美大受験生にとって、非常に重要な要素です。
実際、近年では、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科/多摩美術大学グラフィックデザイン科共に、「文字を組み合わせた平面構成」が出題されています。「文字と視覚表現の融合」は、グラフィック系入試のひとつのトレンドと言えるでしょう。
また、この本の中で取り上げられている名刺は、ただバラバラに羅列されたり、機械的に並べられたりしているのではなく、デザインのグラフィック系(多摩美グラフィックデザイン、武蔵美視デなど)の受験の際に出題される「平面構成」のような画面作りをしながら掲載されています。
ですから、入学試験で「平面構成」が出題される意味をこの書籍から読み取ることができる、ともいえると思います。
この書籍に興味を持った方は、指導・打ち合わせの際にその旨お申し出ください。実際に手に取ってご覧になれます。


