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文章は自分の作品である

 実技は自分の感性を視覚的に表現したものです。それに対して、小論文は自分の感性を、文字という素材と文章という構成によって相手に伝えていく表現方法です。多摩美術大学やその他の大学で小論文が課されるということは、美術という視覚表現を目指す人たちには、必要不可欠な要素であるといえます。ちなみに、英語に関しても全く同じことがいえます。

point: 実技で必要な力と、学科で必要な力は根本的には一緒です。

 一定の教育を受けた日本人であれば、誰でもそれなりの文章を書くことは、可能です。しかし、それらの文章が、本当に自分の内面を他人に伝え、その人の優れている点や特徴、つまり個性を適切に表現できているかというと、必ずしもそうではありません。

 文章を自分の「作品」と考え、表現や段落構成、文章の流れの作り方にまで細心の注意を払い、最大限に読み手にアピールできるような文章を作り出すためには、やはりある程度の専門的な訓練が必要となってきます。

 読み手にとっては、文章が「あなたの全て」になります。ですから、常に自分の書く文章は自分の作品であると考え、誰が読んでも恥ずかしくない、誰に対しても読ませたくなるような魅力的な文章を書くことが大切です。

 

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