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2010年9月 2日

【バーツール】Bottle Opener(栓抜き/ボトルオープナー)

Coo Foo Goo ボトルオープナー ZC-7214

栓抜き(bottle opener)は、瓶の王冠、栓を取る道具。

ペットボトルの普及やスクリューキャップ式の瓶が普及して、日常的に接する飲料のかなりが栓抜き無しでも開けられるようになってきています。しかし、瓶ビールなどは未だに王冠を使用しているものが多く、バーツールとしては必需品となっています。

栓抜きを手で握って開戦するタイプのものが普通ですが、バーによっては、昔の横座席型車輌の列車に備え付けられていたような、テーブル固定式の栓抜きを使用していることもあります。

また、コルクスキュリューに栓抜きの機能が備わっていたり、折りたたみ式のマルチツール式のナイフの機能の一部として組み込まれているなど、他のツール機能と組み合わさったタイプのものも多く、幅広い範囲の選択肢の中から選ぶことができます。

ただし、他の機能と組み合わさっているタイプの製品の中には、栓抜き専用の製品に比べて使いづらかったり、余計なアクションが必要になったり、壊れやすかったりするものがあります。これは、他の機能とセットになっている製品の宿命のようなもので、様々な機能をひとつの製品に盛り込ませるということが、デザインや製品強度など、どこかに無理を生じさせてしまうからです。

バーツールには使用の際に細心の注意を払わなければならないようなツールも多く(アイスピックなど)、使いづらかったり、余計な気を回さなければ使えないような製品は、大きな怪我のもとになってしまいます。特に、家庭ではなくバーで使用する場合、客商売ということもあり、接客しながらバーツールを扱わなければならない場面も多く出てきます。道具を使用する際に余計な気を回さなければ使用できないようなものは、使わない方が良いといえるでしょう。

特定の目的と機能に絞って作られている製品を一度手に取って使ってみれば、その素晴らしさが分かるはずです。個人的には、複数の機能が組み合わさったような製品ではなく、栓抜きの為に作られた「栓抜き」がお勧めだと考えています。




Coo Foo Goo ボトルオープナー ZC-7214

Coo Foo Goo ボトルオープナー

いわゆる「栓抜き(ボトル・オープナー)」。押しても引いても開栓できるという特徴があります。形はシャープでスッキリ。

パール金属  Metal Style ボトルオープナー パール金属 Metal Style ボトルオープナー

柄の部分がエラストマー樹脂で覆われており、手が滑りにくい。ずんぐりとした太めの形状で、しっかりと握って開栓することができて安心です。

bottleopenerbodum.jpeg bodum BARRIQUE ボトルオープナー

機能性とデザイン性を兼ね備えた商品で知られるbodum(ボダム)の製品。握りやすく、安定感もあります。他のバーツールにも溶け込むデザインです。私はこれを使っています。

bottleopenerpliers.jpeg Floyd Tools Bottle Opener フロイド ツールズボトルオープナー ペンチ

ちょっと変わったデザインの鉄製の栓抜き。ペンチの形をしていますが、立派な栓抜きです。MoMA(ニューヨーク近代美術館のミュージアム・ショップでも販売。

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2010年7月29日

【その他】Grenadine Syrup(グレナディン・シロップ)

モナン グレナディン・シロップ(Monin Grenadine Syrup)250ml

グレナディン・シロップ は、ザクロの果汁と砂糖によって作られた赤いシロップ。本来は赤い色はザクロに由来するものですが、着色料を使用してより赤みを出している商品も存在しています。

強い赤色をしていることから、カクテルに色彩を与えるために使用されることがあります。特に、「テキーラ・サンライズ(Tequila Sunrise)」のような、グレナディン・シロップの比重が大きい性質を利用して視覚的効果を与えるようなカクテルでは、非常に印象的に使用されているといえるでしょう。

「冷暗所」での保存が推奨ですが、冷蔵庫では保存しないほうがよいでしょう。グレナディン・シロップは糖分の濃度が高く、冷蔵庫のような低温で保存されると、糖分が結晶化してしまいます。フルーツ系のリキュールの中には、冷蔵庫での保存が推奨されるものもありますが、グレナディン・シロップの原材料がザクロであるからといって、冷蔵庫で保存する必要はありません。

「グレナディン(Grenadine)」という言葉は英語で「ザクロのシロップ」を意味している言葉なので、本来「グレナディン・シロップ(Grenadine Syrup)」という表現は適切ではありません(ジガー・カップと同じような用法の間違いです)。とはいえ、カクテルレシピに関する書籍やサイトなどでは大抵「グレナディン・シロップ」という表現が使用されていますので、日本国内では「グレナディン」という言葉だけで表現をするのは、逆に違和感を感じてしまうかもしれません。

ちなみに、「ザクロ」は、英語で "pomegranate(ポムグラネット)"という言い方になります。"pomegranate" という言葉は語源がフランス語のようなので、あまり「英語っぽい」発音にはなりません。

「グレナディン」という言葉が使用されているものとして、「オルデスローエ・グラナトゥアプフェル・グレナディン(Oldesloer Granateapfel Grenadine)」が存在します。しかし、こちらは「シロップ(液状の甘味料)」ではなく、「リキュール(お酒)」ですので、「グレナディン・シロップ」と同じ使い方をすることはできません。なお、「グラナトゥアプフェル(Granateapfel)」は。ドイツ語で「ザクロ」の意味を表しています。




モナン グレナディン・シロップ(Monin Grenadine Syrup)250ml
モナン グレナディン・シロップ
Monin Grenadine

自然な風味、高濃度、長期保存が可能。プロフェッショナルのために開発されたシロップとして名高いモナンのフレーバーシロップ。

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2010年7月27日

【バーツール】Ice Pick(アイスピック)

業務用アイスピック ダイヤ(1本刃)


アイスピックは氷を割るための道具。

冷蔵庫で氷を作ると、水の中に含まれる空気やミネラル分などが白く固まったようになってしまい、カクテルなどで氷を入れた際に、カクテル特有の色彩の邪魔になってしまって透明感が出なくなってしまいます。ですから、バーなどで使用される氷は「氷屋さん(氷業者)」から購入したブロック状の「透明な氷」を、バーテンダーがアイスピックを使用して好みの形に成形して使用することも多いと言えます。

氷をどのような形状で成形するかは、そのバー(バーテンダー)の好みによって分かれてきますが(球形、立方体、かち割り状など)、バーテンダーにとってアイスピックは、自分自身が作るドリンクを演出する重要な素材である「氷」を、自分の思い通りに成形するための、非常に重要なアイテムであると言えるでしょう。

もっとも、現代はコンビニエンス・ストアなどで「透明な氷(白く濁っていない氷)」が手軽に入手できるため、アイスピックを使用しなくても、透明な氷を使用してカクテルを作ることは可能です。自宅でカクテルを作る場合には、氷の形に徹底的にこだわりたい場合は別として、アイスピックは特に必要なアイテムであるというわけではないといえるでしょう。

アイスピックは「錐」のように尖った1本の先端を持つものが一般的ですが、複数の先端をもつアイスピックも存在しています。

先が複数に分かれているものは、氷を一回打つことでより幅広い範囲に打撃を与えることができるため、大きな氷を大雑把にかち割るのに都合が良いといえます。ただし、先端が複数に分かれていて、幅広い面にしか力をかけることができないため、氷の成形を細かく行っていくのには不向きです(絵画の筆でいう「平筆」のようなもの)。

それに対して、「錐」のような形状の1本の先端を持つアイスピックは、きれいな球形や立方体を作るなど、自分の好みの形に氷を成形するときに非常に便利だといえます。ただし、大きな氷を大雑把に切り出していくには、先端が複数分かれているものよりも少々効率が悪いといえるかもしれません(絵画の筆でいう「面相筆」のようなもの)。

【アイスピックの使い方/持ち方】

アイスピックは一般的に長い「錐」状の部分と膨らんだ持ち手のような部分とに分かれていますが、膨らんだ「持ち手」の部分を持って氷の成形を行うのは、打撃を行った際にアイスピックの先端が滑って怪我をしやすく、非常に危険です。

アイスピックで氷を打つ際には、先端が2〜3cmほど出るように長い錐状の部分の部分を握り、氷を打撃します。これは、錐状の部分が長い状態で氷を打撃することでアイスピックの先端が不用意な動きをしたり大きく氷を上滑りしたりしてしまうことを防止し、怪我を避けるためには、とても大切なことです(なお、錐状の部分が短いアイスピックも市販されています)。

そして、氷を持つ手(右利きの場合は左手)とアイスピックを持つ手(右利きの場合は右手)の手首を合わせる(ぶつける、密着させる)ようにして、必要以上に大きな力がアイスピックや氷にかからないようにする工夫をすることも大切です。

アイスピックの先端が鋭く研がれていないことも、アイスピックの先端が氷を上滑りしやすくなるなど、不用意なトラブルが生じる元になってしまう原因となります。ですから、アイスピックの先端はいつも研いで鋭くしておきましょう。

いずれにせよ、アイスピックは先端が鋭く尖っている、非常に危険な道具です(映画『氷の微笑』などで、殺人の道具としても使用されていますね...)。使い方には常に細心の注意を払い、少しずつ少しずつアイスピックの使用スキルを上げていくようにした方が良いでしょう。不用意な動き、不用心な使い方は、御法度です。




業務用アイスピック ダイヤ(1本刃)

アイスピック ダイヤ(1本刃)

いわゆる「アイスピック」。

業務用 マロンピック[アイスピック] 業務用 マロンピック[アイスピック] [アイスピック]

錐の部分が短いアイスピック。

業務用 ダイヤ 3本刃アイスピック 3本刃アイスピック

3本刃のアイスピック。


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